夜の雷雲はけっこう綺麗

昨日は夕方、ゲリラ豪雨に見舞われました。天気が急変し、近くで稲光と落雷の音が轟く。その後、雨はあがって、夜になると雲間に星が見えました。 11時ぐらい、外に出て歩いていると東の方向、夜空が光った。雲の向こうで白い光が間歇的に瞬いている。それが…

戦前のフリーメイソン、秘密結社の本と焚書

上/『日本に現存するフリーメーソンリー』(大沢鷲山著、内外書房刊、1941)、『支那を繞り政治・経済・並に宣伝に活躍する上海猶太銘鑑』(国際政経学会編、国際政経学会刊、1937) 下/『秘密結社』(F.Ligreur原著、藤田越嶺訳補、東京高原書店刊、1934…

野鳥の羽を集める

近くの公園で見つけた野鳥の羽を額に入れてみた。左からワカケホンセイインコ、 キジバト、 ツミ、 オナガ。 梅雨明けから東京では、気温35度、湿度70パーセントの日が続いている。馴染みの浅草はあい変わらず外人観光客でいっぱいですが、この蒸し暑さに参…

バングラデシュのブーゲンビリア

ダッカ市内の船着場。ドラム缶を運んでいた。岸辺にコンクリートや石、木の建造物がなく、どこも土で水辺は泥々。ゴミやガラス片のない泥土でみんな裸足。 ここも市内の川辺。オレンジを積んだ小舟。ぐるりと見渡すと低平な大地で、写真を撮ると空ばかりが写…

下谷「坂本富士」のお山開き

上の写真、中央の左上に山の頂上に登る人の姿が見える。手前の門の脇で手を合わせているのは神の使いのお猿の石像。雨あがり、草木は瑞々しく、濡れた玄武岩の黒々とした光沢、とってもいい。 6月30日、下谷の小野照崎神社にある「坂本富士」のお山開きにい…

アブサンと「緑の妖精」の秘密

キッチンの洗い桶の下の扉を開けたら埃をかぶったビンが出てきた。ワイン? もともと下戸だし、置いた覚えがない。誰が、いつそこに置いたのか分からない。 手にして栓を捻るとカチと開封した音がしたので、それにつられて衝動的に舌に流しこんでしまった。…

雀鷹(ツミ)の声、海馬(トド)の匂い

タイトル、漢字のクイズみたいですが、ツミは猛禽類、小型のタカ。トドは北海道の海にいる馬のように大きなアシカ・・・ではないですが、だいたいそんな動物。 雄の成獣は1トンにもなるとか。 正確な説明は検索すれば出てくるのでそちらをご覧ください。 上…

手塚治虫さんの3つの夢

近くの公園、一本だけ満開の桜。タカトウコヒガンという名の伊那盆地、高遠の彼岸桜でした。少し離れたところから見ると、小振りの淡い桜色をした花が枝を覆っている様は、まるで大きな綿飴のよう。 杏(アンズ)と木瓜(ボケ)の花は、ほころびかけている。…

竜涎香の香り(1)

上の写真は竜涎香(アンバーグリス)。竜涎香はマッコウクジラの体内で生じた結石様の塊を乾燥させたものです。その塊は通常ヤシの実ほどの大きさで、写真は、それを小分けしたもの。 香りを確かめたくて、4カ所から集めました。サンプルが一種類だと、こう…

かわいい古代 インダス文明の宇宙人?

2月は今日でお終い。今朝、住宅街の一角に沈丁花の香りが漂っていました。暖かな日には、香気の発散が増して香りが強くなる。毎年、この香りを聞くと、冬の終わりを感じます。 かわいい古代、ついでにもう一つ。パキスタンのアフガニスタン国境沿いのクエッ…

かわいい古代 ルリスタンの発掘品

「かわいい古代」の続きです。昨日と同じように古代の発掘品の中から、「かわいい」にプラスして現代っぽい「ポップカルチャー」的なものを選んでみた。条件が、かわいいだけなら、それなりにあるのですが、二つの条件になると、あまり多くはないんですね。 …

かわいい古代 メキシコの土偶

上の写真、両手を腰にあてたスーパーマンのパワーポーズ、ベテイちゃん(?)みたいな頭、最初は、発掘品とは思えなかった。 かなり偶然っぽく入手したものですが、目と上瞼、下瞼の造形の特徴から、地域は中南米、コリマの土偶かなと見当がつきながらも、本…

インドネシアの昆虫、すごくいい

昨年の後半は、イエローサファイアがいい、いや、火星の大接近もいい、と鉱物と星のどっちがいいか迷ってるうち、晩秋になって昆虫もいいんじゃないかと思いはじめ、決着はつかないまま、というか、別に順位を決めるような話でもないので、今に至っています…

大寒の朝の光とカラーストーン

年明けから冬晴れの日が続いています。大寒に入って、朝のひと時、テーブルの上に白い紙を敷き、小さなカラーストーンの原石をザーッと転がして見ています。 低い角度から差し込んだ陽の光が透明や半透明の石にあたると透き通って赤やオレンジ、緑、青、グリ…

モミ、クロマツ、ヒバ、ウメの樹脂を採る

8月の終わり、いつも一休みしている公園の樅(モミ)の樹の幹に何かキラッと光るものが付いているのを見つけた。水滴?・・・でも、もうちょっと膨らみと質感があって、思いっきり近づいて凝視するとレンズを通して見ているような空や雲がファンタジックでし…

星と鉱物の結晶、どちらがきれい?

7月下旬から夜10時すぎになると東南の空に大粒の星が光っている。火星の大接近です。写真は、近所の若林公園、シイの林のこんもりした茂みの上に見える火星、けっこうミステリアス。 最初から横道に逸れますが、この公園で最近、猛禽類のツミを見た。小ぶり…

イエローサファイアの眩惑

コランダム(鋼玉)にはいろんな色がある。赤い色はルビー、その他の色、紺、青、緑、グリーン、黄、紫などをサファイアと呼んでいる。 物質としてはルビーとサファイアは同じ酸化アルミニウムの結晶です。不純物として含まれる鉄やクロム、チタン、ニッケル…

「浅草田圃太郎稲荷」 と水の匂いのする夜

井上安治の版画。明治はじめの台東区下谷、そのころは浅草田圃(あさくさたんぼ)と呼ばれていた一角に太郎稲荷の社があった。昏く水の匂いのする静謐な夜。江戸時代の夜はこんな感じだったのでしょうか。 明治以降、油絵や日本画で描かれた夜より、版画で描…

カラタネオガタマ、スイカズラ、ブンタンの花の香り

4月下旬の暑い日、近所を歩いているとカラタネオガタマの花の香りがしてきた。最近、植木として、あるいは街路樹としてよく植えられている。モクレン科の灌木で、花は小振りながらモクレンに似た形をしている。 毎年、この季節になると、とくに気温の高い日…

古代エジプト展と人智学と犬

5 月 に「古代エジプト展」がある。この数日、その準備で忙しい・・・というのは大げさで、しまっていた箱から小さな立像などを取り出し並べるだけと全く簡単。 場所は、部屋の隅っこのテーブルの上。開催期間を5月1日(火曜日)から 31日(木曜日)とした。…

いいなと思った鉢

金沢の陶芸家、大西雄三郎さんの鉢。一目見て、いいなと思った。 なにより、その色感。深緑から紫がかった小豆色に溶けていくような流れ。見込みの底に、雲の隙間に見える紺碧の空、ボルダーオパールやローマングラスを彷彿とさせる。 中心のやや右に見える…

今度は、箕とサンカ文字

前回、アイヌ文字の話しでしたが、ついでにサンカ文字のことも。上の写真、サンカ(山窩)研究で知られた三角寛氏の作った箕(み)。 作ったといっても、昭和32年ごろ三角氏が竹細工の職人さんに依頼し、竹を編み字を入れてもらった、いわば製作指導したもの…

根来椀とアイヌ文字

江戸初期の根来椀、高台内によく分からない図形が彫られている。それと畳付きに 7 つの刻み。文様やデザインではないように思える。 アイヌの祭器に使われていた椀で、彫られているのはアイヌ文字と聞きました。アイヌ文字というのは通称で、一般的には北海…

誰も拾わないような物

先日、浅草の工事現場で凌雲閣、通称、浅草十二階と呼ばれた塔の遺構が見つかった。六区からひさご通りに入って、左手の角地、以前は台東医院があった所です。 十二階は明治時代、当時としては雲をも凌ぐ超高層の建築物で浅草随一の名所でした。しかし、設計…

目光と金色に光る観音様

今朝、いつもの道を歩いていて、冬の間、建物の合間からくっきりと見えていた奥多摩の山々が春霞で見えない。少し前、寒波、寒波と言ってたのが、暦は雨水になってるのですね。 そろそろ近所の鮮魚の店に、さよりが出ていないか気もそぞろで、見にいきました…

冬至の朝の光

12 月の大雪から2 月の立春ぐらいまでの朝の光が好きです。あけぼのといえば、春となるでしょうが、旭光ならば、この時期を推します。一年を通し最も極まった光と言った感じでしょうか。空気中の湿気が少なくなり、普段、見ているものがよりクリアーになるの…

大理国の小皿

日曜日、早起きして京王線で高幡不動の骨董市にいってきました。水曜日、法華経寺の骨董市で下総の古寺の雰囲気が心地よかったので、今度は、武蔵の寺にといった気持ちになってのこと。 真っ青な青空、駅前の商店街を少し歩くと多摩丘陵の紅葉した山と赤い五…

南宋青磁の小皿

京成線中山駅にある法華経寺で年二回、春秋に開催される骨董市にいってきました。 駅から続くなだらかな上り坂に沿って門前町があります。寺は、起伏のある地形の一角、まわりは小山でその底面にあたる敷地に境内が広がっていて、山門、五重塔や大仏、いくつ…

猫つながり

昨日の朝、 松陰神社駅で電車を待っていると、対向側に猫の顔を描いた電車がやってきた。 車体正面の人相ならぬ猫相、それに白目のところが黄色ってことから、沿線の豪徳寺の招き猫を模したペイントのよう。後で調べると、路線の開通 110 周年の記念でやって…

逝きし世の浅草の絵

「浅草スケッチ 昭和十三年」と裏の板に書かれている絵、一目でどこか分かった。中央の石橋は、浅草寺の本堂の西側の池にかかっている「神橋」。都内最古の石橋といわれてます。 橋の上に着物に髷を結った女性が二人、下の池に白い鯉が泳いでいる。 後ろに浅…