2019-01-01から1年間の記事一覧

似ている・・・腕足動物の化石と水草の実

今年も残すところあと僅か。この間、9月からブログの更新がとまっていました。今朝、今年中になにかアップしなきゃと思い立ち、前から気になってたことを書いてみました。 というのは、古生代の腕足動物スピルファーの化石と水草の菱(ヒシ)の実がよく似て…

夜の雷雲はけっこう綺麗

昨日は夕方、ゲリラ豪雨に見舞われました。天気が急変し、近くで稲光と落雷の音が轟く。その後、雨はあがって、夜になると雲間に星が見えました。 11時ぐらい、外に出て歩いていると東の方向、夜空が光った。雲の向こうで白い光が間歇的に瞬いている。それが…

戦前のフリーメイソン、秘密結社の本と焚書

上/『日本に現存するフリーメーソンリー』(大沢鷲山著、内外書房刊、1941)、『支那を繞り政治・経済・並に宣伝に活躍する上海猶太銘鑑』(国際政経学会編、国際政経学会刊、1937) 下/『秘密結社』(F.Ligreur原著、藤田越嶺訳補、東京高原書店刊、1934…

野鳥の羽を集める

近くの公園で見つけた野鳥の羽を額に入れてみた。左からワカケホンセイインコ、 キジバト、 ツミ、 オナガ。 梅雨明けから東京では、気温35度、湿度70パーセントの日が続いている。馴染みの浅草はあい変わらず外人観光客でいっぱいですが、この蒸し暑さに参…

バングラデシュ・・・ハルマゲドンとノコギリエイ

ダッカ市内の船着場。ドラム缶を運んでいた。岸辺のどこにもコンクリートや金属、石、木の建造物がなく、すべて土で水辺は泥々。ゴミやガラス片のない泥土なのでみんな裸足でした。 ここも市内の川辺。オレンジを積んだ小舟。ぐるりと見渡すと低平な大地で、…

下谷「坂本富士」のお山開き

上の写真、中央の左上に山の頂上に登る人の姿が見える。手前の門の脇で手を合わせているのは神の使いのお猿の石像。雨あがり、草木は瑞々しく、濡れた玄武岩の黒々とした光沢、とってもいい。 6月30日、下谷の小野照崎神社にある「坂本富士」のお山開きにい…

アブサンと「緑の妖精」の秘密

キッチンの洗い桶の下の扉を開けたら埃をかぶったビンが出てきた。ワイン? もともと下戸だし、置いた覚えがない。誰が、いつそこに置いたのか分からない。 手にして栓を捻るとカチと開封した音がしたので、それにつられて衝動的に舌に流しこんでしまった。…

雀鷹(ツミ)の声、海馬(トド)の匂い

タイトル、漢字のクイズみたいですが、ツミは猛禽類、小型のタカ。トドは北海道の海にいる馬のように大きなアシカ・・・ではないですが、だいたいそんな動物。 雄の成獣は1トンにもなるとか。 正確な説明は検索すれば出てくるのでそちらをご覧ください。 上…

手塚治虫さんの3つの夢

近くの公園、一本だけ満開の桜。タカトウコヒガンという名の伊那盆地、高遠の彼岸桜でした。少し離れたところから見ると、小振りの淡い桜色をした花が枝を覆っている様は、まるで大きな綿飴のよう。 杏(アンズ)と木瓜(ボケ)の花は、ほころびかけている。…

竜涎香の香り(1)

上の写真は竜涎香(アンバーグリス)。竜涎香はマッコウクジラの体内で生じた結石様の塊を乾燥させたものです。その塊は通常ヤシの実ほどの大きさで、写真は、それを小分けしたもの。 香りを確かめたくて、4カ所から集めました。サンプルが一種類だと、こう…

かわいい古代 インダス文明の宇宙人?

2月は今日でお終い。今朝、住宅街の一角に沈丁花の香りが漂っていました。暖かな日には、香気の発散が増して香りが強くなる。毎年、この香りを聞くと、冬の終わりを感じます。 かわいい古代、ついでにもう一つ。パキスタンのアフガニスタン国境沿いのクエッ…

かわいい古代 ルリスタンの発掘品

「かわいい古代」の続きです。昨日と同じように古代の発掘品の中から、「かわいい」にプラスして現代っぽい「ポップカルチャー」的なものを選んでみた。条件が、かわいいだけなら、それなりにあるのですが、二つの条件になると、あまり多くはないんですね。 …

かわいい古代 メキシコの土偶

上の写真、両手を腰にあてたスーパーマンのパワーポーズ、ベテイちゃん(?)みたいな頭、最初は、発掘品とは思えなかった。 かなり偶然っぽく入手したものですが、目と上瞼、下瞼の造形の特徴から、地域は中南米、コリマの土偶かなと見当がつきながらも、本…

インドネシアの昆虫、すごくいい

昨年の後半は、イエローサファイアがいい、いや、火星の大接近もいい、と鉱物と星のどっちがいいか迷ってるうち、晩秋になって昆虫もいいんじゃないかと思いはじめ、決着はつかないまま、というか、別に順位を決めるような話でもないので、今に至っています…

大寒の朝の光とカラーストーン

年明けから冬晴れの日が続いています。大寒に入って、朝のひと時、テーブルの上に白い紙を敷き、小さなカラーストーンの原石をザーッと転がして見ています。 低い角度から差し込んだ陽の光が透明や半透明の石にあたると透き通って赤やオレンジ、緑、青、グリ…